枯らしてしまった苦い経験から、しばらく植物を置いていなかった方に朗報だ。シンプルに植物を管理できるセンサーキットがKickstarterに登場した。
「greenses」があれば誰でも、観葉植物や花の声を聴いて、最適な状態で育てることができるだろう。
・5000種類以上の植物の最適条件を教えてくれる
greensesは、植木鉢に挿す植物センサーとゲートウェイ、そして植物の状態を一覧できるアプリから成る。水、温度、光の3条件をセンサーが監視してくれて、水が足りない…といった、植物にとって不快な条件を検知するやいなやスマホに通知してくれる。
植物には、種類に応じた最適な条件が存在するが、greensesはなんと、5000種類以上の植物に対応している。植木鉢から取得したデータは、クラウド上のデータベースに保存されて分析。それぞれの植物に応じた測定値が得られるようだ。
大切な植物の健康状態は、どこにいてもアプリから確認可能。失敗なく育てらて愛着もわくに違いない。
・導入は3ステップで完了
シンプルな運用は長続きのカギ。その点、greensensの導入は3ステップで完了でする。ゲートウェイを登録したらセンサーを接続。自動的にセンサー情報が変更され、アプリから観葉植物の種類が選べる状態に。センサーを植木鉢に入れれば、アプリを通して全植物と状態が把握できるようになる。
通信はBluetothではなくRFでおこなうため、家の各部屋の植物を管理するなど広い範囲に対応できる。センサーへの給電にはソーラーを活用。ゲートウェイアはUSBポートに接続して給電する。
greensensを手に入れたい方はKickstarterのキャンペーンページにアクセス。スターターセット(ゲートウェイと3つのセンサー付属)の支援枠が、26ユーロ(約3100円)とリーズナブルだ。同プロジェクトが目標金額を達成すれば、1月にはプロダクトが手元に届くだろう。
greensens/Kickstarter