安心・安全なセキュリティー
「BITMAX」は、LINE上の「LINEウォレット」タブからアクセスでき、LINEの優れたセキュリティー技術と、わかりやすくシンプルなUI・UXにより、仮想通貨取引が未経験の人でも安心・安全に取引できるサービスだ。取り扱う仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)の計5種類。仮想通貨において、世界最高水準の技術を提供するBitGo Inc.のウォレットを採用し、万全を期している。
また、本サービスは、コールドウォレット(秘密鍵をインターネットから切り離して管理する方法)による管理を導入し、ユーザーの仮想通貨が不正アクセスにより盗まれる危険性を回避。さらに、ウォレット管理のための専門チームを設け、安心・安全な体制を強化する。
スムーズな日本円の出入金のため「LINE Pay」と連携し、「LINE Pay」で本人確認済みのユーザーは、「BITMAX」での本人確認手続きを短縮できる。本人確認は、「銀行口座登録と身分証確認」「スマホでかんたん本人確認」「郵送で本人確認」の3種類。また、日本円の入金方法は、「LINE Pay」からの入金と、「LINE Pay」に登録している銀行口座からの入金の2通りが選択可能。
BITMAXアカウント開設の申し込みには、「LINEアカウントを持っている」「 満20歳以上かつ満75歳未満」「日本国内に居住」という条件がある。
ちなみに、LINEのグループ会社LINE TECH PLUS PTE. LTD.が先行スタートしている「BITBOX」とは別サービスである。
可能性を秘めた領域へ
近年、キャッシュレス化が進み、テクノロジーの発展によって様々なFintech(金融×技術の造語)サービスが誕生し、お金のあり方に変化が見られる。その中で、仮想通貨は、Fintechにおける新たなユーザーニーズ、そして技術的な次世代パラダイムの可能性を持つ分野である。また、仮想通貨に用いられるブロックチェーンは、今後のエコシステムや経済システムを変える可能性を秘めており、LINEは独自に開発したブロックチェーンネットワーク「LINK Chain」を基盤としてエコシステムを構築し、サービス提供者とユーザーの共創関係の構築を目指すトークンエコノミー構想を発表した。
まだまだ初期段階と言える仮想通貨の領域に、同社は万全のセキュリティー技術をもって、日本国内に向けた仮想通貨取引サービス「BITMAX」のサービスローンチに至った。
キャッシュレス化が進む時代の中で、一人一人がお金のあり方を考え、選択する時がやってきそうだ。
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