JUMPは、約5センチ四方、厚さ1.2センチほどのバッテリーを備え、そこから20センチほどのケーブルが両サイドに伸びる。ケーブルはLightningコネクターかUSBの2種類が用意されていて、購入時に選べるのでほとんどの端末に対応する。バッテリーの容量は800ミリアンペア。外付けバッテリーとしてはさほど大きな容量ではないが、端末フル充電の3分の1ほどを賄えるので電源を確保するまでの数時間はしのげる。
JUMPはケーブルの片方に携帯端末を、もう片方をパソコンやコンセントにつなげると、まず端末のバッテリーを充電する。その後にJUMP内蔵の電池も自動的に充電される。また、パソコンにつなぐ際は、充電だけでなく端末間の同期も可能となっている。そして、出先で携帯端末のバッテリー残量が少なくなってきたときは、JUMPにつなぐとバックアップ充電できる。
機能だけでなくデザインも優れていて、使用しない時は四角い電池部分にケーブルを巻き付けてコネクターを電池背面にすっきりと収納できるので、バッグの中でケーブルが絡んで…ということもない。重さがわずか40グラムというのも持ち運びに便利だろう。
このほど資金調達サイト「Kickstarter」で展開されたキャンペーンでは目標額4万ドルに対し、約34万ドルを集めた。一般小売価格は50ドルを予定している。
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