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優秀な理系学生と企業を採用マッチングさせる「LabBase」、10億円の資金調達実施!マーケティング&人員強化へ

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このたび、研究内容をもとに優秀な理系学生をスカウトできる新卒採用サービス「LabBase(ラボベース)」を提供している株式会社POLは、Spiral Ventures Japan、株式会社サイバーエージェント、Beyond Next Ventures株式会社、BEENEXT Pte.Ltd、株式会社 PKSHA Technologyを引受先とする第三者割当増資により、10億円のシリーズAラウンド資金調達を実施。今後、マーケティングと人員の強化を図っていく。

・2年半で登録学生数1万5千人を突破した「LabBase」

「LabBase」は、2017年2月のサービス開始から約2年半で、登録学生数1万5千人、利用企業数140社を突破した理系学生の採用サービス。また、2019年3月には、産学連携を加速する研究者データベース「LabBase X(ラボベース クロス)」をリリースした。

「LabBase」とは、学生がデータベース上に、自分の研究内容やスキルを書きこむだけで、企業からのスカウトを受けられるという理系に特化したダイレクトリクルーティング型の就活サービス。

学生は研究を続けながら、自分の専門知識を活かせる企業を知ることができるのがメリット。企業側としては、一般的な就活サイトではわかりにくい、優秀で専門性を持った学生に直接アプローチすることができるようになる。理系学生と企業の橋渡しをしてくれるというわけだ。

・今年リリースされたばかりの研究者データベース「LabBase X」

「LabBase X」は、400名の博士人材などの研究者情報や技術シーズのデータなど、国内29万件の情報を掲載するデータベースで、企業と研究者をマッチングするサービス。

研究者は自分の研究のPR機会を、企業としては自社サービスの拡充に必要な研究をおこなう人材に出会う機会を得ることができる。研究者と企業が、共同研究のパートナーとしてマッチングする可能性を格段に広げてくれる。

・調達資金はマーケティング&人員強化に

今回、調達した資金は、主に「LabBase」におけるマーケティング強化と人員強化に活用していく。マーケティング強化としては、優秀な理系学生との出会いを求める優良企業の利用拡大を推進させる。人員強化としては、学生と企業のマッチング精度やユーザビリティを高めるサービスの開発、学生・企業へのサポート体制を拡充していくという。

今回の資金調達における最大出資者であるSpiral Ventures Japanでは、日本の科学技術立国としての地位が危ぶまれている現状に大きな危機感を感じており、科学技術を促進するプラットフォームとして、「LabBase」の社会的意義性を感じ、出資を決めたという。

株式会社POL代表の加茂倫明氏は、灘中学校灘高等学校卒業し、東京大学工学部3年休学中。高校時代から起業を志し、国内外3社での長期インターンを経て、2016年9月にPOLを創業した。同社としては、今後も研究者の課題をテクノロジーで解決するLabTech(研究×Technology)事業の拡充を進めていくという。

理系の優秀な学生が積み重ねてきたこれまでの知識や研究を活かし、社会に還元する大きな仕組みが「LabBase」といえる。日本の科学技術の基盤を形成する、若い研究者たちの力を存分に発揮する場が提供されることで、世の中の流れも変わっていくことだろう。

LabBase
LabBase X
株式会社POL
PR TIMESリリース

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