・車椅子に乗ったまま運転できる
Kenguruは、車椅子に乗ったまま運転できる、画期的な電気自動車だ。ハンガリーに本拠をおく会社が開発し、もうすぐイギリスで発売が開始される。車体サイズは全長215cm、全幅155cm(ミラーを含む)、全高は147cmとコンパクトで、最高時速は40㎞で航続距離は40㎞。
バッテリーを除いた重量は290㎏と軽量なため、Kenguruはスクーターとして分類され、原付免許が必要となる。
・乗降と運転は安全で簡単
Kenguruの乗降と運転は簡単だ。まず、自動キーで後部ドアを開けると、ランプが自動で降りてくる。ユーザーは車椅子ごと車内に乗り込み、車椅子を車に固定する。次に、キーをスイッチに差し込むと、バックドアが閉じてランプを持ち上げる。車両は車椅子が正しいロック位置にあり、ドアが完全に閉められるまで起動せず、安全性を十分に考慮した設計となっている。
そして、操縦はバイクスタイルのハンドルバーで行う。車椅子に乗ったまま運転できるのが大きな特長だ。そして、歩道の端に直接駐車できるため、降車後すぐに歩道上を安全に移動でき、毎日の街中移動にピッタリ。
車椅子に乗ったまま運転できる電気自動車「Kenguru」、発売が楽しみだ。
Kenguru