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Start Up 電気式スマートコーヒー焙煎機と生豆の通販サイトを組み合わせた事業者向けサービス

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電気式スマートコーヒー焙煎機と生豆の通販サイトを組み合わせた事業者向けサービス

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米カリフォルニア州バークレーで2013年に創設されたBellwether Coffee(ベルウェザー・コーヒー)は、業務用スマートコーヒー焙煎機とコーヒー生豆の直販サイトを組み合わせた事業者向けサービスを運営している。

・煙を排出せず、コーヒー豆を最適に自動焙煎

カフェや小売店などの事業者向けに開発された専用コーヒー焙煎機は、高さ70インチ(約178センチ)、幅34インチ(約86センチ)、奥行き30インチ(約76センチ)の大型冷蔵庫のような形状。

電気式のため、ガス栓や換気口が必要なく、電源さえあればどこでも設置でき、焙煎時に煙を一切排出せずに、オンデマンドでコーヒー豆を焙煎できるのが特徴だ。

前部に装着されたタッチスクリーンで専用アプリを開き、焙煎方法などを設定して、コーヒーの生豆をセットすると、熱風と直火、複数のセンサーを組み合わせ、最大7ポンド(約3.2キログラム)の生豆を15分間で最適に自動で焙煎してくれる。

専用コーヒー焙煎機は、7万5000ドル(約811万円)で販売されているほか、月額1150ドル(約12万4370円)を60ヶ月間支払うリースにも対応。

いずれのユーザーも、専用直販サイトにアクセスでき、Bellwether Coffeeが卸売業者などを介さずにコーヒー農家から調達した質のよい生豆をリーズナブルな価格で購入できるのも利点だ。

・2019年度ベストニュープロダクト賞を獲得

Bellwether Coffeeは、2019年4月、スペシャルティコーヒー協会(SCA)で2019年度ベストニュープロダクト賞を獲得。

9月には、サンフランシスコのベンチャーキャピタル「DBL Partners」などから4000万ドル(約43億2500万円)の資金を調達した。

今後は、米国外にも事業エリアを拡大させていく計画だ。(文 松岡由希子)

Bellwether Coffee

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