水耕栽培自動化システム「HydroBot」を導入すれば、水耕栽培の要となる3要素「pH、電気伝導度(EC)、溶存酸素量」の管理が自動化できる。
・初心者から熟練者までが楽しめる設計
HydroBotの公式サイトには、初心者にも導入しやすいように必要なデバイスとセットアップ手順が掲載されている。これによれば、pH、電気伝導度、溶存酸素量の各コントロールデバイスやスマートプラグの購入/接続などが、まず必要となる。おすすめのデバイスやプランターのAmazonへのリンクもリストアップされていて親切だ。デバイスとプランターのセットアップが完了したら、Wi-Fi接続でパソコンやスマホの画面から各種パラメーターが設定できるようになる。
もちろん、公式サイトでおすすめされたデバイスだけでなく、照明やファンなども追加可能で、自分なりのベストな水耕栽培環境が追及できそうだ。
・商用システムに比べてコストパフォーマンスが高い
じつはHydroBot、RaspBerry Pi ZeroとArduino Lenardoの2台のマイコンボードで構成されていて、オープンソースなのでソフトウェアの改良が期待できる。より大規模な水耕栽培にも対応できて、既存の商用システムに比べて格安で導入できるメリットもある。
育てられる植物は、トマトやピーマン、イチゴからミントやバラまでと幅広い。
そんなHydroBotは、Kickstarterにて支援を受け付けていて、すでに目標金額は達成済み。現在550ドル(約5万9000円)の支援枠に残数がある状態だ。水耕栽培の自動化にチャレンジしたい方はぜひともチェックいただきたい。
HydroBot/Kickstarter