内蔵バッテリーで10時間駆動し、屋内外で音楽を楽しめる。ポータブルさに加え、環境に応じて音質を自動調整する機能もセールスポイントだ。
・片手で持ち運び
Moveはポータブルという割にはやや大きな印象。円柱形で高さは約25センチあり、Sonos Oneよりも一回り大きい。片手でわしづかみする、というサイズではないが、持ち運びしやすいように背面にくぼみを設け、そこに手を引っ掛けることができる。Wi-FiとBluetoothどちらにも対応し、ボタン一つで切り替え可能だ。また今回Wi-Fi無線とアンテナを強化したとのことで、ベランダなどではそのままWi-Fiが使用できるようだ。
・マッピングは不要
音質で定評のあるSonosだが、今回Moveには、スピーカーが置かれた環境に合わせて音質を自動調整する「TruePlay」が加わった。これまでのSonosスピーカーではユーザーがiPhoneなどを持って部屋の中を歩き回って部屋をマッピングするなど、TruePlayはマニュアル操作だったが、Moveでは搭載マイクを使ってものの30秒ほどの再生で自動調整するとのこと。
また、ポータブルスピーカーで気になるのがバッテリーの持ちだが、Moveは10時間駆動する。バッテリーは専用のチャージャー、もしくはUSB-Cケーブルでつないで充電する。
バッテリー寿命は充電900回分ほどで、取り外して新しいものに交換することが可能とのこと。
Moveは9月24日に世界同時発売され、価格は399ドル(約4万3000円)。
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