そのドローンビューを直に楽しめる一人称視点(FPV)対応のドローン「Anafi FPV」がフランスのメーカーParrotから発表された。専用のゴーグルを使ってパイロット気分が味わえる。
・Anafi 4Kがベース
ドローンがとらえた映像をスマホやPCで観るのもいいが、FPV対応ドローンの場合、ドローンを操作しながらリアルタイムにダイナミックなビューを楽しめる。
今回のドローンは、Parrotが6月に発表した、軽量で素早く折りたたみができるAnafi 4Kカメラドローンをベースとしていて、これにFPVのための“コックピットメガネ”が付いてくる。
・4Kシネマモードも
FPVは69度のワイドアングルで、180度の範囲で角度の調整が可能。ユーザーは見たい方向にカメラを向けたりズームしたりして動画、静止画の撮影が存分にできる。
動画は4Kシネマ、4K UHD、1080p、720pのモードから選択でき、静止画は21メガピクセルとなっている。
また、動画撮影でシネマティックとレーシングの撮影プリセットが加わったのでこれまで以上に幅広い撮影が楽しめそうだ。フライトタイムは26分。
Anafi FPVキットはドローン、コントローラー、コックピットメガネにマイクロSDカードやスペアのプロペラなどが付いてきて、これらは全て専用のバックパックに入ってセット販売される。価格は799ドル(約8万5000円)。
Parrot