これらの製品を、できれば一括チャージしたいところ。そこで開発されたのが「AirAlly」というモバイルバッテリーだ。上記3製品と有線充電を同時実行する製品である。
・AirPodsを収納&充電
1万mAhの容量を持つAirAllyは、Apple製品と調和した白いボディが際立っている。だがそれ以上に、AirAllyの独自の設計が世界各国のテクノロジーメディアで大きく取り上げられているようだ。まず、AirAlly表面にはiPhoneを含むスマホを充電するためのチャージングパッドが内蔵されている。その隣にはApple Watch専用のチャージングパッドがあり、スマホと一緒に充電できる仕組み。
そしてAirAllyの上蓋を開けると、AirPodsを収納できるスペースが現れる。AirAllyの本体内部にAirPodsをそのまま入れてしまう設計なのだ。本体下部にUSB-Cの差込口もあり、ここから有線充電を行うことも可能。最大4台のデバイスに一括給電できる。
・迅速な再充電
AirAllyの再充電に要する時間は、メーカー発表では約1時間半。1万mAhの容量を考えると、かなりスピーディーな再充電と言える。このAirAllyはクラウドファンディング「Kickstarter」で出資を受け付けている。短期間で人気製品になってしまったため、出資枠は安いほうから次々に埋まっている状態だが、9月1日の時点では653香港ドル(約8840円)の出資枠が残っている。配送は今年12月から開始される。
Kickstarter