自転車に乗る時はどちらも携帯するにこしたことはない。しかし実際のところ、両方を持ち運ぶのは面倒なもの。そこで登場したのが、空気入れとロックを兼ねる「AirLock」だ。
・長さ76センチ
米国のスタートアップが開発したAirLockは一見、自転車ロックとしては一般的なケーブルタイプで、ポールなどにとめて使う。スチール製ケーブルを丈夫なビニールで覆っていて、長さは76センチとあらゆるシーンで利用できそうだ。
・ポンプ付き
だが、AirLockはこれだけではない。空気入れとしても使えるのだ。ケーブルの片側にタイヤに差し込む針をつけ、もう片側に備わったシリンダーポンプを動かすと、タイヤに空気が注入される。少し空気が抜けてきたかな? というときにすぐに対応できる。
ただし、ポンプの能力はさほど大きくなく、完全にパンクしたタイヤではやや大変な作業となりそうだ。開発元によると、27インチのタイヤの空気圧を100osiにするのにポンプを200回動かす必要があるとのこと。
AirLockの重さは544グラム。コンパクトに丸めてバックパックなどに入れて持ち運べるほか、自転車に乗っているときはサドル下のポールに巻きつけておくことも可能だ。
AirLockは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開していて、今なら58ドル(約6100円)〜となっている。9月27日まで出資を受け付け、目標額を達成したら12月にも発送される見込みとなっている。
AirLock/Kickstarter