「Hey Siri、靴ひもきつくして」などと話しかけてひもを調整できたり、搭載LEDをスマホから好きな色に光らせたりできる。
・Apple Watchでも
Nikeはすでに自動でスニーカーのひもを調整する技術「FitAdapt」を開発し、その技術を搭載したスニーカー「Adapt BB」などを展開している。ただし、Adapt BBではスマホアプリでのひも調整だったが、今回のAdapt HuaracheではSiriショートカットとApple Watchで操作できるのがポイントだ。
なので、Adapt Huaracheを履いてエクササイズの途中でApple Watchに命じてひもをきつくしたり、帰宅して玄関先で腰を屈めることなくひもをゆるめたりということができる。
・アプリで好みの色に
Adapt Huaracheではまた、専用アプリからフィット感をカスタマイズして、それをプリセット登録する機能も用意されている。通勤や通学で履くとき、ランニングで履くときなどシーンに応じた履き心地をいちいちマニュアルで調整しなくてもよくなる。加えて、Adapt Huaracheの下部にはLEDライトが搭載されていて、光らせることでかなり未来感のある外観になり、街ゆく人の注目を集めそうだ。ライトの色はアプリから設定できる。
Adapt Huaracheは米国で9月13日に発売される。価格や、米国外での展開についてはまだ明らかにされていない。
Nike
(文・Mizoguchi)