今回の出資受け入れを通じて、ライナフと東急不動産ホールディングスグループは、東急住宅リース株式会社を含めて、より緻密に連携をしていきながら不動産業務のIT化を図るとともに、時代の流れに即した新しい不動産管理の仕組みを創造するとしている。
不動産テック企業、ライナフ
ライナフは、「不動産に確かな価値を」をビジョンに掲げ、スマートロックをはじめとするIoT製品「NinjaLockシリーズ」や、無人の内覧予約サービス「スマート内覧」、AIが自動応答する物件確認電話システム「スマート物確」など、不動産業務を効率化するサービスを複数展開している。今でこそ普及してきているスマートロックだが、同社は黎明期である2014年から製品の開発に着手。代表の滝沢氏は「不動産テック協会」の理事を務めるなど、業界をリードしてきた存在でもある。
そんな同社が、このたび東急不動産ホールディングスの「TFHD Open Innovation Program」から資金調達を実施したのだ。同プログラムは、東急不動産ホールディングスがベンチャー企業やスタートアップへの支援、協業の体制を充実させ、新たなグループシナジーの創出と渋谷を中心とした街の活性化を加速するために2017年に設立されたものだ。
本資金調達を通じて、連携を図りながら、不動産管理の新しい仕組みや不動産業務のIT化に向けてより一層取り組んでいくとのことだ。
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