自販機サブスクリプションサービス「every pass(エブリーパス)」がスタートするという。「every pass」は、10月1日から本格的にサービス開始するが、9月2日から9月16日の期間中、抽選でサービス利用者の募集を行う。
サービスを運用するのは、株式会社JR東日本ウォータービジネス。エキナカブランド「アキュア」から、飲料メーカーの枠を超えた「ブランドミックス」のラインナップを展開している。JR東日本の駅構内で見かける、スタイリッシュなデザインのあの自販機を思い出してほしい。
・消費増税やキャッシュレス化への対応
自販機業界で、自社アプリを活用したサブスクリプションサービスを提供するのは、日本初の試みだという。サービス開始の背景には、2019年10月より施行される消費増税、近年導入が進んでいるキャッシュレス決済などへの対応がある。また、デジタルコンテンツからアパレル、外食等、ここ数年でビジネスモデルとして浸透してきている「サブスクリプション型のサービス」への注目度の高さもあるという。
本サービスは、JR東日本エリアの駅に約400台設置されている最新型自販機「イノベーション自販機」に、専用スマートフォンアプリ「acure pass(アキュアパス)」へ配信されるQRコードをかざすだけで、1日1本対象の商品を受け取ることができるというもの。
専用アプリでは、無料ドリンクや割引クーポンでオトクにドリンクを手に入れられたり、ポイントを貯めてドリンクを交換したり、家族や友人にプレゼントしたりできるという。
・2つのプランを用意
本サービスには2つのプランが用意されている。「アキュアメイドプラン」は月額980円、オリジナル商品ブランド「アキュアメイド」のドリンクを購入できる。「プレミアムプラン」は月額2480円、「アキュアメイド」に加えて、他飲料メーカーを含む自販機内の全商品が対象となる。
仮に30日間150円の商品を受け取れば合計4500円かかる計算。本来かかる金額よりもお得に利用できるというわけだ。9月2日から利用者を500名募集し、10月1日からサービススタートとなる。
なお、「ドリンクはJR東日本の駅構内に設置されているイノベーション自販機でのみ受け取れる」「配信されたQRコードは、当日限り有効」など、利用方法には注意事項があるので、詳しくはサイトを確認してみてほしい。
サブスクリプションサービス「every pass」
PR TIMESリリース