iPhone5やiPad最新機種でのみ利用できる。というのも、アプリはそれらの端末に搭載されているM7コプロセッサを活用しているからだ。M7コプロセッサはユーザーが歩いているのか、走っているのか、はたまた車に乗っているのかを認識でき、このM7コプロセッサが集める情報をもとに歩いたり走ったりした時間がGrosssに表示される。アプリには直近の1週間分までのデータが保存され、1週間の累計もチェックできる。
M7コプロセッサそのものにデータ記録機能があるので、もしM7機能をオンにしていればその後にアプリをダウンロードしても直近1週間の運動量データがすぐに表示されるのも面白い。
「いつも端末を持ち歩くわけじゃないから…」との声も聞こえてきそうだが、少なくとも端末を持って出歩いたときの運動量を知る手がかりにはなるだろう。ダウンロードは無料なので、運動不足と感じている人はまずは現実を直視するツールとして使ってみてはどうだろうか。そして「1週間で2時間しか歩いていない」などと愕然とし、一念発起につながることもあるかもしれない。
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