耳を塞いだ状態で二輪車を運転することは、決してあってはならない。そこで「addSound」を導入してみるというのはどうだろうか。
これは両耳を塞がないサウンドシステムで、現在国内クラウドファンディング「Makuake」で出資を募っている。
・ながらスマホをさせないサウンドシステム
addSoundは、ヘルメットにそのまま装着する製品である。後頭部にポンとくっ付ける仕組みだ。addSoundには2つの振動スピーカーが内蔵されていて、そこからの振動がヘルメット全体に伝わり、最終的に使用者の耳に届くというもの。ヘルメットには専用の取付プレートで固定する。スマホの専用アプリで自動電源オフの時刻設定もできるそうだ。
スマホとの接続にはBluetoothを使う。走行状態に合わせて音声を自動調節する機能も備えられている上、音楽の再生や停止の操作はヘルメットをタップするだけ。走行中にスマホを取り出さなくて済む仕様だ。
なお、このタップ機能は走行の最中に操作できないようになっている。最後まで「ながらスマホ」をさせない仕組みといえるだろう。
・最安枠は既に締め切り
ひとつ注意しなければならないのは、このaddSoundにはマイクが内蔵されていない。従って、これを介した音声通話はできない。もちろんこれも、運転中の安全に配慮したための仕様である。addSoundはクラウドファンディングMakuakeで資金調達キャンペーンを実施している。価格は1万8900円からとあるが、この最安枠は既に締め切り。2019年8月23日の時点では、2万1600円の枠が残っている。
Makuake