
最新版「BioUrban 2.0」は木を模したロボット・ツリーで、汚染された空気を吸い込んで、清浄な空気を出すという、都市部の環境改善に一役買うものだ。
・藻類を活用

仕掛けはツリーの中央部にある緑色の物体だ。開発元によると、微細藻類に光合成させる過程で、そうした汚染した空気を吸収し、きれにして排出するのだという。
・若い木368本に相当
第2世代となるBioUrban 2.0は年間1314万立法メートルの空気の処理が可能で、フィルターでのPM10とPM2.5の除去率は99.7%とのこと。またBioUrban 2.0の酸素排出量は若い木368本分に相当し、木を植えるスペースがない街中への設置を想定している。BioUrban 2.0の高さは4メートル、直径は2.75メートルで、歩道脇に街路樹のように設置できる。
最初のBioUrban 2.0はすでにメキシコのプエブラに設置され、開発元のBiomiTechは今後売り込みを図りたい考えだ。
BiomiTech