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Tech 美容師・美容室に革新! コミュニティ型シェアサロンプラットフォーム「GO TODAY SHAiRE SALON」約2.6億円を資金調達

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美容師・美容室に革新! コミュニティ型シェアサロンプラットフォーム「GO TODAY SHAiRE SALON」約2.6億円を資金調達

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美容室を選ぶ時の基準は美容師の技術、空間の心地よさ、料金など様々だ。また、美容師にとってもどこで働くかは自分のスキル、時間帯、立地、人間関係など重要な要素は多い。

株式会社GO TODAY SHAiRE SALONは、ユーザーも美容師も「楽しく」「心地よく」、喜びやワクワク感を分け合える美容室を作るため、フリーランス美容師向けシェアサロンプラットフォーム「GO TODAY SHAiRE SALON」を運営している。この度、約2.6億円の第三者割当増資をシリーズAラウンドにて実施した。

資金調達の背景と今後の展開

同社は、2017年に原宿本店を出店し、約1年半で店舗数全国10店舗・月間流通額4500万円・月間来店者数4400人・登録美容師数300名以上を突破。成長を続けてきた。

この度、W ventures株式会社、株式会社BGベンチャーズ、フリービットインベストメント株式会社らを引受先とし、第三者割当増資をシリーズAラウンドにて実施し、累積資金調達額は約3.2億円となった。この増資でIT投資によるマネタイズ(Webサービスの収益化)強化・対象領域拡大・多店舗展開を目指すとしている。

各店舗で「お客様の声」などを取り入れ、様々なデータをオンラインで活用し、EC運営・商品開発・マーケティング・広告・美容業界特化型のEdTechなどのマネタイズ施策を行う。現在、第1弾として、PB(プライベートブランド)商品を開発中。

美容師だけでなく、アイリストやネイリストといったビューティシャンも登録できるようにし、美容業界で働くあらゆる職種の人々を包括的にサポートしていくとのこと。全国主要都市での店舗拡大を予定し、さらに海外進出も視野に入れている。

「GO TODAY SHAiRE SALON」について

コミュニティ型シェアサロンプラットフォームであり、20代から60代のフリーランスの美容師350名以上が登録し、全国に10店舗展開。お客にも美容師も使いやすい美容室の実現を目指し、施術は完全個室で、好きな音楽を流したり、靴を脱いだり、照明を調節したりもできる。

「GO TODAY SHAiRE SALON」の予約ページで、希望の時間、希望担当者の性別、予算、希望エリア、要望を入力し送信すると、条件に合う美容師を見つけ日時の連絡が来るというものだ。

美容師はサロン利用時に顧客管理もできるスマホアプリ「LiME」から施術内容などを予約。予約内容はすぐにシェアサロンの予約に反映される。シャンプー剤、各種ドライヤーやドリンク、備品などは一通り揃っているが、持ち込みも可能。個人ロッカー完備で、バックスペースは美容師が自由に使えるカフェのようになっている。また、登録している美容師のコミュニティがあり、情報交換など「共に育つ」ための場があるのも魅力だ。

各種テクノロジーサービスを導入し、キャッシュレス化などサロン運営の生産性を向上させ、高い水準での報酬率を実現している。クレジットカードなどの決済手数料は運営側が負担する。

世の中の美容師の数はかなり多い。しかし、育児などの事情でフルタイムでは働けない人もいる。そんな人に「GO TODAY SHAiRE SALON」は助かるシステムだろう。自分のスキルを必要とする人に提供し、無理なく働ける理想の働き方だと言える。また、ユーザー側も、プライベートな空間でリラックスできる美容室を探すなら「GO TODAY SHAiRE SALON」がいいかもしれない。

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