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ユーザーの健康状態を自動で測定するスマートトイレがオランダで開発される

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超微細電子工学と情報技術分野の研究開発に取り組む非営利団体imec(大学際微細電子工学中央研究団)は、2019年8月、ユーザーの健康状態を測定できるトイレ「Smart Toilet(スマートトイレ)」をオランダで開発した。

・ユーザーの健康状態を自動で測定

「Smart Toilet」の便座にはセンサーが装着されており、ユーザーが座ると、心拍数や心拍変数(HRV)、血圧を自動で測定。

また、便器に装着されたイオンセンサーが尿伝導率を測定し、尿中食塩濃度や温度を明らかにする。

測定されたデータは、測定結果をふまえた生活習慣改善へのアドバイスとともに、トイレの扉の画面に表示される仕組みだ。

心拍数が高い場合は食物繊維や水分を多く摂るよう促し、尿中食塩濃度が低い場合は、スープなど、塩分のあるものを勧めるなど、ユーザーの健康状態に合ったアドバイスがリアルタイムで提供される。

・オランダの音楽フェスティバルで初公開

「Smart Toilet」は、2019年8月16日から18日までオランダ中部ビッディングハイゼンで開催された音楽フェスティバル「Lowlands 2019」において試験的に設置され、初めて一般に公開された。

研究チームによると、現時点では、「Smart Toilet」が実用化される計画はないものの、手間なく定期的に健康状態を測定できるソリューションとして、潜在的なニーズはあると見込んでいる。(文 松岡由希子)

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