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ご存知の通り欧米では、データの所有権をユーザーに移そうとの動きが高まってきている。こうした背景から登場した写真や文書を非中央集権的に管理できるソリューション、「Arcane Office」を紹介していこう。
・データとアプリ、IDがそれぞれ独立
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まずはBlockstack IDを作成すると、Blockstackブラウザからアプリに接続できるようになる。アプリ用のIDとファイルは設計上切り離されていて、たとえIDが漏れてもファイルにはアクセスできない仕組みだ。
別の環境からファイルにアクセスする際は、Blockstack ID作成の際に発行されたリカバリーコードやリカバリーキーと併せてパスワード、メールアドレスを用いることになる。
・WordやGoogle Docsのファイルをインポートできる
![](https://techable.jp/wp-content/uploads/2019/08/Arcane-3-300x225.png)
ただ、DocsやSheetsへのアクセスの際に時間がかかることがあった。
アプリの使い勝手は、いまのところ中央集権型のようにはいかないようだが、自身でデータを管理する選択肢は魅力的。Arcane Officeを試してみたい方はWebページから可能だ。
Arcane Office