ポルシェファンでなくても憧れる人が多いのが同ブランドの「Cayenne」だろう。そのスタイリッシュなCayenneに新たに旗艦モデルが加わった。

プラグインハイブリッドの「Cayenne Turbo S E-Hybrid」と「Cayenne Turbo S E-Hybrid Coupé」だ。いずれもシステム出力は最高500kW（680PS）、最高スピードは時速295キロとなっている。

・3.8秒で時速100キロに

404 kWのV型8気筒4リッターツインターボエンジンと、100 kWの電気モーターを組み合わせている。その結果、最大トルクは900Nmで、静止した状態から時速100キロに到達するまでに3.8秒しかかからない。

最高スピードは時速295キロ。ちなみに電気モーターのみで走るモードも用意されていて、その場合の最高速度は時速135キロとなる。

・電気だけで40キロ走行可

リチウムイオン電池は荷物積載スペースの下に位置し、容量は14.1kWhとなっている。電気だけでの航続距離は40キロ。2.4時間でフル充電できる。

そのほか、どちらのタイプにも他のCayenne同様にコネクティビティが標準装備されている。ナビゲーションはもちろん、リアルタイム交通情報、音声コントロール、そして公共充電ステーション検索などができるポルシェコネクトサービスも利用できる。

オプショナルとしてAppleのCarPlayや、USB-Cポート、スマホストレージトレイなどが用意されている。

価格はTurbo S E-Hybridが17万2604ユーロ（約2000万円）〜、Turbo S E-Hybrid Coupéは17万6293ユーロ（約2100万円）〜。日本での発売についてはまだ情報がない。

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