・テーブルに新たな驚き
DishCanvasはディスプレイ機能を持ったお皿で、お皿自身に映像を流すことができ、レストランの雰囲気を壊すことなく料理の美しさをより引き立てることを目的としている。ハードウェアはガラス天面、ディスプレイ、バッテリーと基板、筐体の四層構造。お皿に流すオリジナルの映像は、シェフの頭の中のイメージやアイディアをもとに簡単な操作で作成することができる。
お皿自体にこれまで表現できなかった動的な効果を与えることで、料理を彩るとともに、テーブルに新たな驚きを生み出すことが可能になったという。
・アプリを使用して映像の生成も可能に
料理を彩る映像は、専用のアプリを使用することでを簡単に生成することができるが、使用方法は非常にシンプル。DishCanvasとスマートフォンをワイヤレスで接続し、Textureでお皿の質感や柄を、Motionで動きを選択するだけ。さらに、より詳細なカスタマイズを行うことも可能で、料理にあわせ、最適な映像を創り上げることができる。様々な効果を詳細にカスタマイズし、独自の映像を作成することができるので、料理に合わせた映像演出でシェフ独自の世界観をより鮮明に伝えることが可能になるという。
「素敵なお料理と常にともにある『お皿』。もしこのお皿を映像で彩ることができたら、新しい価値がうまれるのではないか……」そんな思いから始まったという同プロジェクト。シェフの頭の中を具現化することで、より表情豊かで個性あふれる一品が生み出されるに違いない。今後も新たなるコラボレーショに期待したい。
DishCanvas