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Start Up 代替肉を使った冷凍食品ブランド「Alpha Foods」が米国の食品スーパーで展開中

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代替肉を使った冷凍食品ブランド「Alpha Foods」が米国の食品スーパーで展開中

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米ロサンゼルス郊外で2015年に創設された「Alpha Foods(アルファ・フーズ)」は、植物由来のタンパク質を原料とした代替肉を用い、ピザやブリトー、ナゲットなどの冷凍食品を開発・製造するスタートアップ企業である。

・代替肉を使った冷凍食品に特化したブランド

「Beyond Meat」や「Impossible Burger」といった代替肉の主力ブランドでは、ハンバーガー用パティやタコミートなどのチルド食品を取り扱っているのに対し、「Alpha Foods」は冷凍食品に特化しているのが特徴だ。

ハンバーガー用パティやタコミートのほか、ピザ、ブリトー、ポットパイ、ナゲットなど、代替肉を使った冷凍食品を幅広く展開。

現在、大手スーパーマーケットチェーンのウォルマート(Walmart)やクローガー(Kroger)をはじめ、米国内の6000店舗以上で販売されている。

・代替肉を使った冷凍食品の需要が拡大中

代替肉の需要増に伴って、代替肉を使った冷凍食品の需要も伸びており、米非営利団体Good Food Instituteでは、その市場規模が25%のペースで成長すると予測。

「Alpha Foods」のほか、2017年9月に大手食品・飲料メーカーNestlé(ネスレ)に買収された「Sweet Earth」や英冷凍食品メーカーBirds Eyeが2019年3月創設した「Green Cuisine」など、代替肉を使った冷凍食品に特化したブランドも次々と生まれている。

冷凍食品は、温めるだけで、いつでもそのまま食べられるのが利点。

代替肉を使った冷凍食品は、代替肉をより便利で手軽に取り入れたい消費者層のニーズに応えるものとして需要が見込まれている。(文 松岡由希子)

Alpha Foods

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