フォード傘下の電動スクーター会社Spin社も、新しい都市のモビリティを担う企業のひとつ。今回、Spin社が頑丈で高パフォーマンスを誇る新スクーターを発表した。
・新電動スクーターを8月から運用
2016年にサンフランシスコで設立されたSpin社は、米国中の都市や大学キャンパスでドックレスモビリティシステムを運用。昨年末にフォードがSpin社を買収し、現在モビリティネットワークの基盤構築を積極的に行っている。今年7月、Spin社は3代目となる電動スクーターを発表した。今回新たに導入された新電動スクーターは8月から運用が開始されている。この新モデルはユーザ―の安全性とセキュリティ、そして信頼性を向上させるものになるということで、期待が高まる。
・頑丈で高パフォーマンス
新電動スクーターの航続距離は60㎞。優れた自転車ハンドルブレーキシステムを備え、従来より大きくて丈夫なフレームと幅広で長いライディングプラットフォームを持つ。タイヤは10インチの大きなチューブレスタイヤを使用し、衝撃吸収性を向上させることで、さまざまな地形で快適に走行できる。また、リアドライブの効率を高めて、加速と上り坂のパフォーマンスを向上させた。
そして、Spinのスクーター専用に開発および製造されたカスタムセキュリティネジが、改ざんや破壊行為を防止する。
Spin社は現在、40都市および15の大学キャンパスでスクーターシェアを行っている。今後のさらなる展開が楽しみだ。
Spin