現在、Finには5つのジェスチャーのプログラムが組み込まれている。しかし、発売時にはユーザーが専用アプリで自分の好きなようにジェスチャーとコマンドを登録することができるようになるという。指を左右にスライドしたり、円を描くように動かしたり、あるいは曲げるなどさまざま動きを内蔵センサーが読み取り、設定されたコマンドを連携するデバイスに送る。スマホやスマートテレビだけでなくカメラやゲームなどBluetoothに対応するガジェットなら何でも使えるので用途は広そうだ。
開発したインド拠点のスタートアップ「RHL Vision Technologies」の創設者は「端末などを操作するのに、いちいち端末を取り出してロックを解除して、といった“無駄”な動きを省く傾向は今後強まるだろう。Finなら一瞬で端末を操作できる」とPRする。また、視覚障害者の端末操作サポートツールとしても活用できるとしている。
バッテリーはマイクロUSBで充電でき、省エネモードで1日8時間利用した場合、1回の充電で1カ月もつという。アプリはiOS、Android、Windows Phoneに対応している。
現在キャンペーンを展開しているIndiegogoのサイトでは99ドルで入手できるが、最終的な小売価格は120ドルになる見込み。発売開始は9月の予定。
Fin