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Start Up ビジネスでの長期滞在者向けサービスアパートメントプラットフォーム「Urbandoor」をAirbnbが買収

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ビジネスでの長期滞在者向けサービスアパートメントプラットフォーム「Urbandoor」をAirbnbが買収

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世界191カ国以上でP2P型の空き部屋マッチングサービスを運営するAirbnb(エアビーアンドビー)は、2019年8月、ビジネスでの長期滞在者向け家具付きサービスアパートメントに特化したオンラインプラットフォーム「Urbandoor」を買収した。

・世界60カ国でサービスアパートメントの物件を扱うプラットフォーム

米サンフランシスコで2015年に創設された「Urbandoor」は、出張や転勤などで長期滞在するビジネスパーソンに向けて、家具付きサービスアパートメントの物件を掲載するオンラインプラットフォーム。

集合住宅や社宅のオーナーと提携し、現在、世界60カ国以上1500都市にわたってサービスアパートメントの物件を扱っている。

Airbnbでは、買収に伴って「Urbandoor」の従業員をAirbnbに移籍させる一方、「Urbandoor」のブランドやプラットフォームは継続させる方針で、将来的には、Airbnbのプラットフォームからも「Urbandoor」の物件を予約できる仕組みを実装する計画だ。

・企業買収を通じて法人向けサービス「Airbnb for Work」を拡充

Airbnbでは、ビジネス出張の滞在先としてAirbnbの物件を利用する法人向けサービス「Airbnb for Work」を2014年に創設。

これまでに、セールスフォースや現代自動車、ドミノピザなどの大手企業を含め、50万社以上の法人ユーザーがこのサービスを利用してきた。

Airbnbは、2019年1月にも貸し会議室のオンライン予約サービス「Gaest.com」を買収しており、有望なスタートアップ企業を積極的に買収して傘下におさめることで、「Airbnb for Work」のサービスのさらなる拡充に努めている。(文 松岡由希子)

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