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Tech 身に着けることでピッチャーの故障リスク低下とパフォーマンス向上が期待できるデバイス「motus BASEBALL」

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身に着けることでピッチャーの故障リスク低下とパフォーマンス向上が期待できるデバイス「motus BASEBALL」

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ピッチャーが肘を故障し、手術を受けたというニュースはよく目にする。将来性のあるピッチャーの故障は野球界の損失だ。

そこで、株式会社オンサイドワールドは、メジャー15球団が導入している「motus BASEBALL」を正式に日本で発売すると決定し、8月6日より先行予約受付を開始した。

選手生命に関わる肘の故障

ピッチャーにとって、肘は非常に重要なものだ。しかし、投球数や投球フォームなどにより故障しやすいのも現実。

昨年の甲子園100回大会では、金足農業の吉田選手が合計878球を投げ、称賛された。しかし、こうした投球過多は、肘の故障の原因となるため、物議を醸した。これを受け、今年の岩手県予選決勝で、大船渡高校の佐々木朗希の登板を見送った監督の判断は賛否両論を巻き起こしている。

また、プロの世界でもピッチャーの故障は多く、トミー・ジョン手術(側副靭帯再建手術)を受ける選手は多い。

この手術を受ける選手の4割は高校生以下だと言われており、将来性のある選手が故障に苦しんでいる現実が浮き彫りとなった。手術を受けて、元のようにベストパフォーマンスができるかは個人差があり、精神的にも苦しいものである。

投球動作分析で客観的な判断を

motus BASEBALLは、肘に装着するセンサー。投球動作や投球量、肘のストレスなどを測定する。そのデータを蓄積、学習し、適正なトレーニング量やより良いパフォーマンスのためのフォームなどを打ち出す革新的なテクノロジーである。

怪我の予防、効率的なトレーニング方法、コンディションの管理などを行い、結果的にベストな投球パフォーマンスを持続できるようになる。

motus BASEBALLを導入することで、選手のパフォーマンス向上が期待できる。そうなれば、一人の投手に勝利を託し、投球過多を強いるケースは減るかもしれない。

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