ルーフ部分にソーラーパネルを搭載し、太陽光発電でバッテリーを充電できる新「Sonata」だ。1日あたりバッテリーの60%を太陽光で充電でき、年間1000キロを超える走行分の電力を賄うことができる。
・6時間で30〜60%充電
現代自動車のソーラーパネルは2018SEMAショーでコンセプトが発表されていた。同社は今後いくつかの既存モデルに搭載する計画で、今回Sonataがその第1弾となる。ソーラーパネルは半透明のシリコン製で、上から見るとルーフのほぼ全面を覆っているのがわかる。走行中、そして駐車中も発電してバッテリーに蓄電でき、6時間の屋外駐車でバッテリーを30〜60%充電することができるという。
つまり、短距離の移動でこの車を使えば、クリーネネルギーだけで走ることができ、ガソリン代、そして電気代の節約につながる。毎日車で通勤するという人にとっては、かなり懐に優しい乗り物となりそうだ。
・韓国、北米マーケットに投入
もちろんハイブリッドタイプということで、新Sonataは完全に電気のみで走行するわけではないが、年間平均1300キロ太陽光による電気で走行できる計算とのこと。新Sonataはまずは韓国で発売され、続いて北米マーケットで展開される見込みだ。
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(文・Mizoguchi)