香港のスタートアップが開発した「Pale Blue」もそうした充電式のリチウムポリマー電池で、1000回以上充電して繰り返し使うことができるのが売りだ。
・1本で乾電池1000本分
充電式電池のメリットは、ずばり環境に優しく、経済性もいいこと。Pale Blueでは使い捨ての乾電池1000本分を1本で賄え、資源の無駄遣いを防ぐことができる。また、電池切れとなれば新しく買うしかないが、充電式だと電気代だけなので、はるかに安く抑えられる。最近はモバイルデバイスをはじめ、さまざまな電化製品が充電式の内蔵バッテリーで作動することから、乾電池の充電を面倒と感じる消費者はそういなさそうだ。
・同時に4本充電可
Pale Blueは単4(AAA)と単3(AA)が用意された。電池パックには充電のためのケーブルが付属する。ケーブルの片側は電池につなげる4つのマイクロUSBがあり、つまり4本を一度に充電可能。ちなみに電池の容量は単4電池が450mAh、単3電池が1560mAhとなっていて、電池に付いているインディケーターで充電中かどうかを確認できる。
Pale Blueは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開していて、今なら単4電池4本パックが219香港ドル(約3000円)、単3電池4本パックは250香港ドル(約3400円)となっている。
すでに調達目標額は達成し、9月14日まで出資を受け付けたのち、11月に発送が始まる見込み。日本への送料は78香港ドル(約1100円)。
Pale Blue/Kickstarter