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米ウォルマートが自律走行車による商品の店舗間輸送の実証実験に着手

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大手スーパーマーケットチェーンのウォルマート(Walmart)は、2019年7月、米アーカンソー州ベントンビルで、ネットスーパーで顧客から受注した商品の店舗間輸送を対象に、米スタートアップ企業Gatikの自律走行車を活用する実証実験に着手した。

・自律走行車により商品を店舗輸送する実証実験に着手

2017年に米シリコンバレーで創設されたGatikは、B2B向けの短距離輸送に特化した自律走行車の開発に取り組むスタートアップ企業だ。

2019年6月には、450万ドル(約4億8900万円)の資金調達に成功している。

ウォルマートでは、2019年3月にアーカンソー州が州内での自律走行車の走行を認める法案を可決したことを受けて、Gatikと提携。ベントンビルの2店舗を結ぶ2マイル(約3.2キロメートル)のルートをGatikの自律走行車が行き来し、顧客から受注した商品を輸送する実証実験を開始した。

ネットスーパーの需要がますます拡大するなか、既存の物流インフラに自律走行車を加えることで、業務プロセスにどのような変化や影響がもたらされるかを検証するのが狙いだ。

・自律走行車の活用に積極的なウォルマート

ウォルマートでは、2018年7月、自律走行車「Waymo」の送迎により、ネットスーパーで注文した商品を店舗で受け取るサービスを試験的に導入したほか、2019年1月には、ネットスーパーで受注した生鮮食品を自律走行車「Udelv」で配送する実証実験も行っている。

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