そこで大手ピザチェーンPizza Hutは、アプリなどで注文したピザを電子ロッカーで受け取れる試験サービスを米ハリウッド店で開始した。
・保温機能付き
お腹が空いているときに手軽に食べられるのがピザだが、空腹時は待ちたくないものだ。ロッカー受け取りはそんな人のためのサービス。あらかじめPizza Hutのアプリやウェブサイト、電話で注文して支払いを済ませておけば、焼きたてのピザをロッカーでピックアップできる。仕事帰りにあらかじめ注文しておいて、待ち時間ゼロでピックアップして家に持ち帰り熱々ピザを食べる、ということが可能になる。
デジタルロッカーは全部で12のコンパートメントがあり、それぞれの大きさは幅52センチ、奥行き46センチ。特殊なリネンでピザを温かく保つようになっている。その一方で飲み物は冷たい状態で提供される。ピックアップ間違いがないよう、ロッカーには注文者の名前が表示される。
・消費者の利便性を追求
ロッカーで注文したものの受け取りというと、Amazonも米国で集合住宅にロッカー設置を進めている。消費者が注文したものを素早く、自分の都合のいいときにピックアップできるようにするという発想は同じだ。Pizza Hutは同様のロッカー式受け取りサービスを2020年には米西海岸の店舗で本格導入することにしている。
FastFoodMaven/Twitter