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インターネット気球「Loon」の成層圏滞在が100万時間超え!

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Alphabet傘下のLoonは、展開するインターネット気球「Loon」の成層圏滞在時間がこのほど100万時間を超えたと発表した。

Loonは距離にして4000万キロメートル、地球を1000周した計算になるという。

・上空から広域に接続を提供

インターネット気球Loonは2013年に始まったプロジェクトで、以来、実験を続けてきた。簡単にいえば、Loonは上空から人々にインターネット接続を提供するものだ。

通常は基地局を陸上に設置して接続を確保するが、Loonの強みは過疎地など基地局を設置するには経済メリットが薄いエリアにも上空から広域にインターネットを提供できることにある。実際、ケニアで間もなく商業トライアルが開始される。

また、自然災害などでインターネット接続が遮断された場合にもLoonは活躍する。2017年に大きなハリケーン被害を受けたプエルトリコではLoonが活用され、その能力が証明された。

・AIで風をつかむ

気球というといかにも頼りなさげな印象だが、LoonはAIが搭載されたスマートな気球だ。目的地に配備する時、向かい風の中をいくのは難しいが、その代わりLoonは何回となく高度を変えて目的地に行くのに最適な風を探す。

高度の調整は、搭載したソーラーパネルで動くポンプによる空気の出し入れで行う。こうした動きすべてがアルゴリズム化されているのだ。

ただし、Loonはコスト面やメンテナンス、安定性などでまだ課題が残っていて、今後展開されるケニアでの試験には世界の通信会社なども注目している。

Loon

(文・Mizoguchi)
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