立ち上げの際はGMとVolvoの車が対象で、その後FordとLincolnが続いた。そしてこのほどホンダ車にも対応するようになった。
・遠隔からキー操作
車のトランクへの配達サービスは、留守宅に遠隔操作キーで配達員が入って荷物を置くというサービスに続くものだ。留守の家に知らない誰かに入られるのは誰しもいい気がするものではない。しかし、車のトランクなら抵抗は少ない。そうした心理を踏まえたサービスといえる。
メーカーは違っても仕組みは同じで、遠隔からトランクのキーを操作することで可能になる。
・HondaLink利用車が対象
もちろん遠隔操作のシステムを採用している車が対象で、ホンダの場合はHondaLinkを利用しているのが前提となる。ユーザーはAmazon Keyアプリで車の情報などを登録し、HondaLinkへのアクセスを許可すると、アマゾンでの買い物時の配達方法に車への配達を選べるようになる。車への配達時間は午前11時から午後3時まで、配達アドレスの2ブロック以内に駐車した車のみ、といった利用条件がある。これらの条件に合い、なおかつ頻繁にAmazonで買い物をする人にとっては便利なサービスだろう。
近年、遠隔操作に対応する車が増えてきていて、今後はさまざまなメーカーの車で配達を受けられるようになりそうだ。
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(文・Mizoguchi)