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鳥のように効率的に飛べる!? エアバスがワシを模倣した新コセプト「Bird of Prey」発表

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航空機メーカーは、機体の飛行効率の研究に余念がないが、エアバスはこのほどワシを模倣した新コセプト「Bird of Prey」を発表した。

主翼や尾翼が鳥の羽のようになっているデザインのハイブリッドターボプロペラ機だ。

・鳥の羽の形をした翼

写真を見てもらえばお分かりの通り、胴体中央部分から横に伸びる主翼の先は5つに分かれてギザギザになっていて、まさに鳥の羽のよう。

この“羽”部分は個別にコントロールすることが可能で、フライトを安定飛行させるのに役立つという。また、尾翼も鳥の尾のようになっていて、全体として空気力学的に効率的に飛行できるようになっている。

・プロペラ4つ

コンセプト名のBird of Preyは猛禽を意味し、ワシやハヤブサをイメージしているとのこと。確かに獲物を狙うワシやハヤブサのように俊敏そうな雰囲気を持っている。

デザイン面以外での特徴としては、持続可能なフライトにすべく、Bird of Preyは電動ハイブリッドで、プロペラを4つ搭載している。座席数などは明らかにされていないが、ローカルの中・短距離フライトでの活用を想定しているとのこと。

ただし、これはあくまでも現段階ではコンセプトで、次世代航空機開発に向けた取り組みの一環。コンセプトは英国で開かれた航空ショーでこのほど発表された。

Airbus

(文・Mizoguchi)

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