Parce Ideaはコンセントと電化製品のプラグの間に差し込んで利用する。二股コンセントのような使い方をイメージしてもらえばいいだろう。もちろん、単なるコンセントではなくて、プラグが差し込まれた電化製品の電気使用量を計測し、さらにはそのデータをWi-Fiを通じてクラウドに送信するので、ユーザーはスマートフォンなどで使用状況を確認できるというものだ。
電気使用量をチェックする同様のガジェットは他にもあるが、Parce Ideaの売りはデータの分析能力にある。電気使用のパターンを学習・分析し、「こうしたらもっと電気代を抑えられます」などと提案してくれる。付けっ放しの電化製品の電源を外出先からアプリを通じてオフにできる機能もあり、「使用していないようなので電源を切っていいかも?」とメッセージで注意喚起してくれるのも節電・節約に役立ちそうだ。
ひとつ残念なのは、Parce Ideaはドイツのスタートアップが開発した製品のためプラグ差し込み口が日本のものとは異なること。しかし、同社はまだ最初の製品を完成させたばかりなので、今後の各種コンセント開発に期待したい。Indiegogoでのキャンペーンでは1つ69ドルで入手できる。
Parce Idea