しかしそれを人に代わって行うマシーンがある。「Barsys 2.0」だ。人工知能を活用して2,000種超のカクテルをつくることができるというもので、パーティーなどの場にあると活躍しそうだ。
・1ml単位で計量
プロのバーテンダーなら大方のメニューのレシピは頭に入っているだろう。ラムやテキーラ、ジンといったお酒に炭酸やジュースを混ぜる。ちょっとした配合の違いで味に差がついたりするものだが、Barsys 2.0はなんと2,000種超のカクテルに対応する。ユーザーは専用のアプリ(iOS、Android)から好みのものを選ぶだけ。Bluetoothに対応するマシーンが1mlの単位で材料を計量してパーフェクトな1杯をつくってくれる。
・オリジナルにも対応
Barsys 2.0にはベースとなるスピリッツ(750ml)5本とミキサー3つをセットするようになっている。2000種のものをつくるとなれば、瓶を入れ替えるシーンも出てきそうだが、それでも毎回計量する手間はなくなる。パーティーなどでは皆がそれぞれに好きなカクテルを注文するもの。そうしたときにこのマシーンがあると、手軽に自分の好みのものを楽しめそう。また、メニューにないオリジナルをアプリ経由でオーダーすることも可能という。
このロボットバーテンダーの価格は1500ドル(約16万円)となっている。
Barsys
(文・Mizoguchi)