カーボンフレームを採用するなどして軽量化とハイスペックさを追求した「S-Works Turbo Creo SL Founder’s Edition」だ。
・重さ11.9キロ
S-Works Turbo Creo SL Founder’s Editionの重さは11.9キロ。通常の自転車よりは重いが、それでもカーボンフレームにすることでかなり軽量化され、フルサイズの電動アシスト自転車としては軽い部類に入る。また、既存のアシスト自転車はバッテリーが目立つものが多いが、Founders Editionは全体的にすっきりしていて、一見アシスト自転車のようには見えない。
・スムーズな乗り心地
性能はというと、240Wのモーターと380Whのバッテリーを搭載し、距離にして128キロもアシストしてくれる。アシストの強弱は3段階で設定でき、ユーザーは専用アプリでエコ、スポーツ、turboから選べる。また、シマノ社の油圧式ディスクブレーキ「Dura-Ace R9170」を採用し、制動力が高いのも特徴だ。加えて、でこぼこ道の走行でも振動を吸収するヘッドセット「Future Shock 2.0」も搭載され、スムーズな乗り心地になるとのこと。
カーボンファイバーといい、油圧式ディスクブレーキといい、それぞれ高スペックなものを採用しているので、必然的に値段も高価で1万6500ドル(約177万円)となっている。250台の限定生産だ。
Specialized
(文・Mizoguchi)