そんな社内の人間関係を活性化することを目的として開発されたのが、株式会社コミュニティオが手がける社内コミュニケーション活性化ツール「TeamSticker(チームステッカー)」である。
同社が運営する社内通貨サービス「コミュニティオ」、そして日本マイクロソフト株式会社が提供する「Microsoft Teams(以下、Teams)」と連携しているのが特徴だ。このたび、東洋エンジニアリング株式会社との共同実験をおこない、今後各拠点への導入を計画しているという。
・企業独自の「社内通貨」を発行し社内コミュニケーションを活性化
「TeamSticker」で連携している社内通貨サービス「コミュニティオ」は、企業ごとに独自名称をつけた「社内通貨」を発行できるサービス。導入企業は、業務上の行動を通した目標達成や自己研鑽など、企業が推奨する行動を従業員が行った場合、その評価として社内通貨を従業員に付与することができる。なお、この社内通貨とは、社内で利用されることに限定されたポイントなどの名称のことだ。
今回リリースされた「TeamSticker」では、「Teams」上で「感謝」や「称賛」の気持ちを表すステッカーをつけたメッセージカードを送り合うことができる。送ったカードに対して第三者が共感を表すこともでき、従業員同士で気軽にコミュニケーションをとれるのが大きな特徴。
このステッカーは、「感謝」や「賞賛」といった基本的なものから、企業ごとに推奨する行動指針を表すオリジナルのステッカーに変更できるなど、それぞれの企業のニーズに沿ったカスタマイズも可能。
ステッカーの獲得数や送付数により、積極的なコミュニケーションや指針に沿った行動へのインセンティブとして社内通貨を付与することができるので、従業員の「TeamSticker」への参加意欲を後押ししてくれそうだ。
・東洋エンジニアリングの世界拠点に導入予定
これまで「TeamSticker」は、東洋エンジニアリング株式会社に協力を仰ぎ、社内コミュケーションの向上をテーマとした共同実験を行い、そこから得た多くのフィードバックを元に開発が進められてきた。具体的にいうと、東洋エンジニアリングの経営企画本部TOYO未来推進部「『ありがTOYO』スマイルプロジェクト」において「TeamSticker」を採用。「Teams」の浸透を促しつつ、社内のデジタル化の推進、従業員間の相互承認文化の醸成、組織にとって好ましい行動の習慣付けの仕組み作りを進めるべく、試験運用に取り組んできた。
今後国内のTOYOのみならず、インドやインドネシアをはじめとした世界各拠点への導入も計画されているという。社内間のコミュニケーションが円滑になれば、風通しの良い企業風土の形成にもつながり、会社一丸となって業務に取り組めるようになるだろう。
TeamSticker
PR TIMESリリース