
すでに展開している「Ronin-S」よりもかなりコンパクトになっている。にもかかわらず、スマホ撮影で被写体を自動追跡できるなど新たな機能が加わっているのが特徴だ。
・ミラーレス向き

ただ、軽量になったぶん、使用できるカメラ機材は重さ2キロまで、バッテリー駆動能時間は11時間となり、Cの重さ3.6キロまで、12時間駆動に比べると控えめになった。
SCは一眼レフよりも小型のミラーレスカメラやスマホでの活用に向いていると言えそうだ。
・激しい動きも追跡

また、スマホをRonin-SCに固定しての撮影では、スマホ経由で被写体を自動追跡できるようになった。これはすでにDJIのドローンには搭載されている機能だが、動きの激しいスポーツの撮影で選手を追いかけるときなどに便利だ。
またRoninのアプリもバージョンアップし、ジンバルの角度や回転などのセッティングが直感的にできるようなレイアウトになっている。
・ビデオブロガーにうってつけ

価格は359ドル(約3万9000円)からで、エッセンシャルキット付きが439ドル(約4万7000円)、フォーカスホイールなどが付いてくる“プロ”パックが539ドル(約5万8000円)となっている。
DJI
(文・Mizoguchi)