使い方は簡単。意見を尋ねたいものがある人は対象の写真を撮って、Verdictにアップロードし、短い説明とカテゴリーを加えるだけ。すべての投稿には親指のアイコンが付き、投稿を見た他のユーザーが「イケてる!」と思ったら親指が上向きのアイコンを、「イマイチ」だったら下向きのアイコンをタップして意思表示する。
投稿した人は、集約された「いいね!」「イマイチ」の意見数を参考にできるという仕組みだが、このアプリは無記名というのがポイント。ユーザーの素性がわからない方が思惑などを排除でき、率直な意見を求めるツールとして活用できる。
もともとこのVerdictはCEO自身が購入したばかりの靴について、友人らに意見を聞いたのがきっかけ。その結果、「こういう意見投票に参加するのが好きな人が多い」と気づき、「無記名ならより正直な意見が募れるのでは」とアプリ展開を思い付いたという。一番向いている使い方として、CEOは「商品を購入しようかどうか迷ったとき」としている。仕事でデザインや設計・製作などにかかわっている人が、試作の段階で人々の反応をみるという使い方もできそうだ。
Verdict