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Start Up 男性用カミソリと1年分の替え刃を24.99ドルでまとめ買いできるサービスが米国で誕生

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男性用カミソリと1年分の替え刃を24.99ドルでまとめ買いできるサービスが米国で誕生

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「Wet Shaving Club(ウェット・シェービング・クラブ)」は、2013年に米国で創設された男性用カミソリブランドだ。

安全カミソリと1年分の替え刃を送料込みの24.99ドル(約2700円)で購入できる新サービス「One Year Wet Shave Package」が話題となっている。

・安全カミソリと1年分の替え刃を安価にまとめ買い

米国の男性用カミソリ市場は、長年、P&G傘下の「Gillette」を中心に、寡占状態であった。

しかし、近年、商品の企画・製造から販売までを垂直統合し、エンドユーザーに直接、商品やサービスを提供する「デジタリー・ネイティブ・バーティカル・ブランド(DNVB)」がこの市場で存在感を高めている。

「Wet Shaving Club」のほか、月額1ドル(108円・送料別)で替え刃を提供する男性用カミソリの定期購入サービス「Dollar Shave Club」や、手ごろな価格で高品質なシェービンググッズを展開する「Harry's」などがその例だ。

「One Year Wet Shave Package」は、安全カミソリと1年分に相当する替え刃105枚を一括で販売することで、価格を抑えているのが特徴。

1年分で換算すると、「Dollar Shave Club」よりも48%安く、「Harry's」の同等品に比べて74%安い。

・競争が激しくなる米国の男性用カミソリ市場

2016年7月以降、ユニリーバの傘下に入った「Dollar Shave Club」に続き、2019年5月、「Harry's」も「Schick」などのカミソリブランドを擁する「Edgewell Personal Care」に買収されている。

米国の男性用カミソリ市場は、大手企業も巻き込んで、今後、ますます競争が激しくなりそうだ。(文 松岡由希子)

Wet Shaving Club

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