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スイスの学生が開発中のロボット「Spacebok」は“ムーンジャンプウォーク”する!

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歩いたり走ったりするロボットは珍しいものではなくなり、近頃はBoston Dynamicsのロボのようにバク宙という高度な技もできるタイプが登場している。

そして今回、公開されたのは跳躍能力を持つロボット。スイスの学生チームが開発している「Spacebok」で、4本足で飛び上がったり歩いたりすることができるというもの。地球よりも重力が低い場所での活用を想定している。

・ガゼルのイメージ

宇宙飛行士が月の表面を歩いた映像を見たことのある人ならイメージしやすいかと思うが、重力が低い環境では、歩くときに足を地面につけていられる時間が地球でのものより少ない。

たとえば月であれば重力は地球の6分の1なので、地面を蹴ると自然と体が宙に浮く。そうした環境で効率的に移動できるように開発されたのがSpacebokだ。

Spacebokの名称はSpringbok(スプリングボック=ガゼルの一種)からきている。ガゼルが敵から必死に逃げるときのように地面を蹴って跳躍しながら進む姿をイメージしている。

・力をためてジャンプ!

スイス連邦工科大学チューリッヒ校とチューリッヒ応用科学大学の学生チームが開発したSpacebokは、欧州宇宙機関(ESA)のテクニカルセンターで試験が行われている。これまでのところ、月の重力を模した環境で高さ1.3メートルまで跳躍することができるようになっているとのこと。

この技術の肝は「リアクションホイール」と呼ばれるもので、ジャンプのスピードを調整しながらエネルギーを効率的に放出するというもの。平たく言えば人間が行う、かがんで力をためて勢いよくジャンプするという動きを、緻密な計算のもとにSpacebokで実現している。

公開された映像を見ると、たしかにSpacebokは人間でいう関節のような部分をうまく使って自然にジャンプしている。その一方で砂丘のようなところも歩行する能力を持ち、将来さまざまな環境での調査に活躍しそうだ。

ESA

(文・Mizoguchi)
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