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北京航空航天大学の研究チームが、空飛ぶイカロボットを開発

生物の持つユニークな機構にインスパイアされて開発されるプロダクトは多い。北京航空航天大学の研究チームが開発したロボットは、生物の「イカ」が備えるジェット機構を実装している。 ・空気を噴射して飛行 ある種のイカはウォーター...

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2019 International Conference on Robotics and Automation (ICRA), May 20-24, 2019, Palais des congres de Montreal, Montreal, Canada



生物の持つユニークな機構にインスパイアされて開発されるプロダクトは多い。北京航空航天大学の研究チームが開発したロボットは、生物の「イカ」が備えるジェット機構を実装している。

・空気を噴射して飛行


2019 International Conference on Robotics and Automation (ICRA), May 20-24, 2019, Palais des congres de Montreal, Montreal, Canada



ある種のイカはウォータージェットにより水面から飛び出すことができる。それだけでなく、空中でジェット噴射して短時間ではあるが飛行することもできるという(このとき、ひれが翼がわりになる)。

イカは娯楽で空を飛んでいるわけではなく、水中の約2倍の速さで空中を高速移動することで、天敵から逃げおおせるというわけだ。

これを模したイカロボットは、ボディに空気の圧縮機構を備えている。ひれや足の動きもこの圧縮機構でコントロールするが、水中を進むために空気を噴射するのが主な用途となる。

そして、強力に空気を放射することで、空飛ぶイカと同じように水面から飛び出すことも可能だ。

・飛べるのは1回のみ


動画を観ると、ソフトな素材でできたイカロボットが、水中を空気の噴射で進むさまが確認できる。最後に一度だけ空中にジャンプ。本家のイカのようにそのまま空中で向きをコントロールするのはむつかしそうだ。

今はまだテスト段階のイカロボット。水中ではわずか10mしか進めないようで、飛び上がることで少し距離が伸びて10~20mの移動が可能となる。空気の噴射リミットの加減で、現時点でジャンプできるのは1回きり。研究者らは噴射に使う空気を液体二酸化炭素のような高密度のものと取り換えることで改良を計画しているようだ。

もし移動距離が伸びてイカロボットが実用化されれば、水陸両用のイカ型ドローンが海上を飛び回る姿が見られるかもしれない。

参照元:Robot Squid and Robot Scallop Showcase Bio-inspired Underwater Propulsion/IEEE Spectrum
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