そんななか、ドイツのスタートアップRocsun社が開発したのは、地面に埋込む超堅固なソーラーパネル「PowerGround」だ。
・ 既存の舗装にも組み込み可能
PowerGround はどこにでもある「道路」を利用して、クリーンな太陽光発電を生み出すことを可能にする。
舗装ブロックのように使用できるため、新たな道路舗装への適用はもちろんのこと、既存の既存舗装にも組み込めるのが特徴だ。
パネルは頑丈なので、歩行者がパネルの上を歩いても問題ない。本来の道路としての機能を消すことなく、発電を可能にしているのだ。
・透明で優れた耐久性
サイズは幅100cm、長さ100cm、高さ7 cmで、重量は175 kg。パネル1枚に36個の高性能単結晶電池セルが組込まれ、発電容量は180 Wpとなっている。さらに、120ボルト未満の低電圧を使用し、安全性を確保。
PowerGroundは耐久性にも優れている。最上層は最先端の硬い透明な保護タイルでつくられ、滑り止め保護の微細構造を持つ。
発電された電気は周囲の建物に供給でき、グリッドにも供給できるということなので、これからの都市における魅力あるエネルギー源の1つになりそうだ。PowerGroundは、今年発売を予定している。
PowerGround/Rocsun