そんな中、クラウドファンディング「Kickstarter」に低価格自動掃除機「MIRAVAC」が登場した。
・1800Paの吸引力
MIRAVACは完全自律型ロボット掃除機。障害物と接触すると方向を変え、部屋を隅々まで清掃してくれる。
もっとも、それだけなら特に目新しい機能ではない。だがMIRAVACは、部屋の広さや形に合わせた清掃パターンの指定までできる。Z字走行、渦巻き走行、壁伝い走行。1800Paの吸引力で、埃や食べ物のカス、ペットの毛も確実に除去する。
MIRAVACのバリエーションは「Loop」と「Swerve」の2種類。Loopはフローリング等の固い床の清掃を得意とし、床を磨くためのモップを搭載できる。一方Swerveは、マルチサーフェイスローラーブラシを内蔵し、分厚いカーペットでの清掃を得意とする。
稼働時間は最大110分。再充電には3~4時間を要する。充電ステーションは据え置き型で、MIRAVACが人間の手を借りずに自ら戻ってきて再充電する仕組みだ。
・世界中から出資希望者が
これだけの機能を有しているMIRAVACだが、Kickstarterでは150ドル(約1万6200円)からの出資枠を設けている。普通の掃除機に迫るくらいの価格設定である。
もっとも、この150ドル枠は既に締め切られてしまったようだ。この記事を執筆している7月1日の段階では、178ドル(約1万9200円)の枠が残っている。配送は今年8月から。
Kickstarter