そこで「Sthule Grills」の登場だ。スペイン・カタルーニャ地方のMassaguer兄弟が開発したのこの製品は、ガスグリル並の微調整ができる炭火グリルとしてクラウドファンディングに出展された。
・温度を自在に調整
Sthule Grillsに木炭を入れ、スターターで点火。ここまでは通常の炭火グリルと変わらない。
この製品のすごいところはここからだ。内部の温度を表示するディスプレイが搭載されているのだが、同時にダイヤルで温度を調整することができる。炭が足りずに温度が上がらなくなったら、その旨を表示してくれる機能も備わっている。
また、炭火グリルは定期的に空気を送らなけばならない手間もあるが、送風機構を搭載したSthule Grillsならその必要もない。摂氏70度から400度まで、幅広い温度調整と過熱方法を実現している。
・注目のアウトドア調理器具
まさにガスグリルの手軽さをそのまま吸収した炭火グリルSthule Grills。現在はクラウドファンディング「Kickstarter」で資金調達を実施している。価格は下位機種「Concept」が370ユーロ(約4万5000円)から。
配送は今年12月を予定している。夏のレジャーシーズンには間に合わないが、今後注目のアウトドア調理器具であることに変わりはない。
Kickstarter