今月、子どもを持つ親に有効な情報に素早くアクセスできるスマホ用アプリ、「ひみつ基地」がリリースされたのをご存知だろうか。
エキスパートによる社会的問題の最新情報や、プロの先生と世界初の“ゆるキャラ” を考えるデイプログラムや、春休み子どもキャンプの情報なども充実している。
NPO夢職人理事長の、岩切準氏に話を聞いた。
Q.今回リリースになったアプリを開発するに至った経緯を教えてください。
「私どものウェブマガジンへアクセスいただく多くの方が、スマホからであるということ。また、蓄積されていく有益な情報のバックナンバーをより簡便に引き出せる仕組みが必要だと感じていたことの2つの観点からアプリを開発しました。
実際に子どもや若者の支援に携わっているNPOや専門職の方が記者となり、それぞれの現場から見えるリアルな状況や専門的な知見を毎月ご紹介しています。現在、社会課題の最前線で取り組まれている、対人援助に関する現場をお持ちの17名が記者として登録しています。」
Q.このアプリの見どころは?
「今回のアプリでは、最新号はもちろんのこと、バックナンバーも簡便にご覧いただけます。また、テーマごとに関連記事をまとめており、興味関心のある記事がひと目でわかるようになっています。
児童虐待、発達障害、子どもの貧困などなかなかマスメディアからではわからない情報をわかりやすくお伝えしています。」
Q.どんなユーザーにどのようにこのアプリを使ってほしいですか?
「お子さんのいらっしゃる親御さんにも有益だと考えており、お子さんへの理解を深める一助になればと考えています。特に学校教員や保育関係者、カウンセラーなど教育・福祉に限らず、子どもや若者の支援に携わっている職業の方々に広くご活用いただきたいと思います。俯瞰的な視点で課題を捉えることにもつながり、とても有益な情報が得られます。
これから子どもの教育に携わろうとしている学生にも活用して欲しいと思います。教科書やテキストでは学ぶことのできない最前線の情報を学ぶうえで効果的です。」
子ども体験活動クラブの情報などほとんどが無料でアクセスできるが、一部の限定記事やバックナンバーの全文購読には、月額購読料(840円・税込)が必要となる。
iphone向け(App Storeより配信) 「ひみつ基地」
Android向け(Google Play より配信)「ひみつ基地」
(Writer: Saera Jin)