それらの多くは、映像をストリームしたり、泣き声や動きを感知して親のスマホなどにアラートを送ったりする。しかしこのほどクラウドファンディングに登場した「Cubo AI」は、そうした機能に加えて、赤ちゃんの顔が毛布などで覆われても注意を喚起してくれる、さらに賢いモニターだ。
・夜でも映像はっきり
親なら何度もベビーベッドに足を運んだ経験があるだろう。初めての子どもであればなおさらだ。しかしもちろんずっと赤ちゃんにつきっきりというわけにはいかない。そこでモニターの出番だ。
ベッドサイドに設置するCubo AIはヒヨコの外観で、カメラやセンサーを搭載している。しかし、ただ泣き声や動きを感知して親のスマホに赤ちゃんが眠りから覚めたことを知らせるだけではない。
寝返りをうったりしたときに、毛布で赤ちゃんの顔が覆われてもアラートを送る。これは、反射的に自分で毛布を払いのけることができない赤ちゃんの場合、かなり重要な機能だ。
またソニーのナイトビジョンレンズを採用していて、夜でも1080p HDではっきりと赤ちゃんの様子をカメラ越しに確認できる。
・自動撮影の機能も
もちろん、部屋の温度や湿度もモニターし、暑すぎたりするとアラートを出す。
そのほか、自動写真撮影は嬉しい機能だろう。笑ったり、泣いたり、寝返りをうったりと、見逃したくない赤ちゃんの一瞬を自動で撮影してくれる。18時間さかのぼって映像を再生することも可能だ。
子供がハイハイしたり歩き回ったりしてもこのモニターは活躍する。キッチンなどのリスクがあるゾーンに子供が入ろうとしたらアラートを送る、という使い方ができる。
自らも子育て中という女性が手がけたこのモニターは現在Indiegogoで資金調達を展開中。すでに目標額を達成し、今なら199ドル(約2万1000円)〜となっている。出資は7月24日まで受け付けるので、子育て中あるいはこれから子供が誕生するという人はチェックしてみてはいかがだろうか。商品の発送は今年9月の見込みだ。
Cubo AI/Indiegogo