混み具合はその時次第ではあるが、予想を前もって表示する新機能がGoogle Mapsに導入された。満員電車を1本やり過ごして、次の電車でゆっくり通勤、ということができるようになるかもしれない。
・マークとテキストで案内
もし時間に余裕があれば、電車やバスを1、2本見送ってでも快適に移動したい、と考える人は少なくないだろう。その混雑回避をサポートするのがGoogle Mapsの新機能だ。
目的地を検索してルートにある公共交通機関のところに混み具合を人のマークとテキストで案内する。前に運行された便の混み具合から予測しているとのだという。
・世界200都市で
この新機能を発表したGoogleのBlogには、英語表記ながら東京の渋谷駅から新宿に向かうルートのスクリーンショットがある。
午前9時40分渋谷発の山手線、人のマークが3つあり(最大4つ)、その横に「Usually standing only(通常立ちスペースだけ)」とある。9時台の山手線なら当たり前、という感は否めないが、東京都心ほどラッシュがひどくないところではもっとお役立ち感はあるのかもしれない。
新機能は世界200都市で提供される。4分の1が米国の都市で、そのほかどういった国で展開されるのか詳細は明らかにされていないが、少なくとも東京では利用できるようになりそうだ。
Google Blog
(文・Mizoguchi)