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Tech 異変を察知すると葉っぱが動く!?MITの研究チームが通信する植物「サイボーグプラント」のケーススタディを発表

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異変を察知すると葉っぱが動く!?MITの研究チームが通信する植物「サイボーグプラント」のケーススタディを発表

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MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究チームはパーソンズ美術大学と協同で、「サイボーグプラント」のインタラクションデザインに取り組んでいることを発表。植物と人工電子機器を統合した、まったく新しいインターフェースを研究中だという。

・2つのケーススタディを公開

公開されたのは2つのプロジェクトによるケーススタディ。1つは植物をコントロールするインタラクション。オジギソウとハエトリグサに電極を通し、電子機器と接続。画面に映る葉をクリックすると実物が反応する仕組みだ。想定しているのはデジタルディスプレイの代替。将来的には外の天気や荷物の到着といった簡単な情報を示唆できるようにしていきたい、と考えている。

2つ目はモーションセンサーとしての利用。水溶性ポリマーの容器に導電性のワイヤーを仕込み、植物そのものに電気が流れるようにする。このワイヤーを他の電子機器に接続することで、植物自体がアンテナやセンサーの役割を果たすという設計だ。ペットの出入りや侵入者もこれで感知できる。

・IoTの新たな手法になる!?

近年、学術の世界では自然とデジタルの融合を模索しており、テクノロジーの新たなアプローチをめざした研究が注目されている。今回のプロジェクトも、その一環とみていいだろう。

残念ながらあくまで手法として提案されただけなので、今後どのように展開していくかは今のところ不明。実現すれば、IoT分野に新たな道筋が開けそうだ。

Cyborg-Botany/MIT Media Lab

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